パリの 大人気デザイナー ジャン・ポール・ゴルティエが 此の12月 銀座にお店をオープンしました。
其れも銀座のド真ん中。中央通りや並木通りと並行する西五番街通り。晴海通りから入って直ぐの左手。

プレ・オープニングのパーティーには ジャン ポールも現れるとあって大変な人の多さ。
勿論 私も出かけました。
彼が10年前にスタートさせた「オートクチュール」第一回目コレクションから選び、 オーダーしたタキシードを着て。
ファッションの中心地と云われるパリで、何と 有名フランス人デザイナーは
僅か数人だけ。その中で 最も若くから大人気を創り続けて来たのが彼。
プレタポルテにオートクチュール、加えて今シーズンまでは あのエルメスのデザインも 手掛けて来た彼。その人気は別格です。
未だ 現在ほど有名ではなかったマドンナの衣装を手がけ そのユニークさが話題を集め 彼女は一躍 押しも押されぬ大スターに。
ともかく彼の作品には パリっ子らしい「ユニークさ」「一ひねりした面白さ」「奇抜さ」「楽しさ」等が ふんだんに盛り込まれているのです。
ちなみに 私のオーダーしたタキシードは 袖から手袋までが 続けて作られています。
観る人に「オヤッ!!」と思わせる ある種の「楽しさ」が彼の持ち味。
さて、オープニングの夜、既に人一杯の店内。彼は沢山の人々に囲まれて 2階にいました。
私に気付くと両手を大きく開き 素晴らしい笑顔で 大歓迎してくれました。
「たった今、お噂をしていたところなんですよ!」と 傍に居られた方。
「このジャケット、覚えて居る?」と見せた時の 彼の嬉しそうな顔。 作った時の事が まるで昨日の様に想われます。
店内を説明してくれる彼。
「店の中は 宇宙の空間なんだ。 僕のシンボルの ブルーの壁面、床もインテリアも・・・」と 彼の雄弁はとめどなく広がってゆきます。
加えて 彼の装いは 何と靴まで 全身真っ白な宇宙服です!!
でも、小声で「これを着て居ると 少しくらい肥っても 誰にも分からないよ」と
ジョークも忘れません。
「時を忘れ、永遠のハッピーさ」をくれる ジャン ポール ゴルティエのファッション。
「日本での彼の大人気よ 永遠なれ!!!」と願わずに居られない私でした。
写真はジャンポールと 「ファッション通信」のプロデューサー・チーフディレクターの 「リカ」こと高橋由美香さんと。当日記念のお土産に頂いたのは 「オヤッ 缶ジュース?」と思いきや、中味はオード トワレ! 「ジャン ポール ゴルティエ クラシックX」でした。




彼と御子息ブノア、私と娘の彩。御一緒に 山口から萩、津和野等3泊4日の旅をした事がありました。山口は私の遠い先祖の地。
これをオーダーされた本木さん“モックン”。
今、世界的な大流行。多くの人々を夢中にさせて居る「キラキラ ピカピカのデコブーム」。

彼の芸術的才能を強く信じたレオニーはイサムの求めるままに
「タレントでも、モデルでもない普通の女性」とは とても思えない程の美しさに輝いてのコメント。
ほんの2-3週間と考えて預かったのが いつしか「男と女としての6年」が過ぎてしまう。そんなある日 突然告げられた彼の結婚話。しかも式は数日後。
「パリ、永遠のエレガンスに魅せられて」.21ページにわたり此の秋冬コレクション等紹介と共に。(P148-168)
彼もインタヴュー大嫌いで、一切断ると言うが「ジュンコなら」と直ぐにOKしたのが嬉しかった。
此の中で読者の先輩に当たる何人かと共に 私のこだわる“おしゃれポイント”を挙げた。
この映画は 世界で初めて大西洋を飛んだ「女性飛行家・アメリア・イヤハート」の実話。
不況に打ちひしがれた多くの人々に 勇気と夢を与えたアメリアが 映画スター以上の人気と評価を集めたのは 現在想像する以上だったに違いない。
① と番号のついた赤部分。回して外すと先端に小さな穴。優しく押すと極く僅か出るクリーム状液。シミそばかす部分だけで無く良く伸びるので優しく顔全体に広げる。

夜のドレスも 多くは膝上の短かめスカート丈。組み合わせたブーツにさえ、同じ柄のゴージャスな刺繍が使われているが 印象は非常に軽やかで若々しい。最後のお楽しみマリエ。何と花嫁の手を引くのはライオン姿の新郎。獅子座を強調し ココ シャネルを強く印象付けた。
2010秋冬コレクションを御紹介すると、先ず感じられるのは「マスキュリン・フェミニン」それもかなりクラシックモダン(18世紀のフローラルプリント等さえ取り込まれている)。 男性ファッションの原点といえる英国出身のデザイナー・ジョン ガリアーノの 得意とするファンシーさをフリルやレース、手の込んだ刺繍で表現する一方では、「男と女」という対極イメージの組み合わせが見られた。 これらの作品創りに携わるのは 伝統ある技術を持つアトリエの職人たち。目を近付けて見るとその細かい手仕事の凄さには圧倒される。透ける素材が波打ち レースに立体的な扱いのビーズ刺繍。それと組み合わせるのが 典型的英国味の男物的デザイン。
それ以前、ロンドン時代の超パンクコレクションから見続けて来た私も 彼の多面にわたる異常ともいえる才能に 目を見張った記憶が鮮明に蘇る。
特に 現代の生活に欠かせないIT関連器具を 連日長時間、パソコンに向かうだけで無く、携帯に「アイパッド」等 読書にさえ これが大きな位置を占めるとなれば・・・多くの人が「目についての疲れ、不安感」を持つのは当然のこと。