2013年11月27日水曜日

家庭画報×ピアジェ取材で香港へ

  家庭画報1月号で是非ご覧いただきたいのが 香港で取材したピアジェの
最新作「ジュエリー時計」の数々!!

その美しさ、緻密な職人技の生み出す模様等、時計という枠内ではとても予想出来ない美しさ、見事さ!!
多くの素晴らしい宝石類を観て来た私にとってさえ それらは全てが 正に驚きでした。

その写真は 間もなく店頭に並ぶ 「家庭画報1月号」でも 御覧頂きたいと願っていますが、此処にもその一端を御紹介しましょう。
 
テーマ“MYTHICAL JOURNEY”は 中国からスタートしインドへと行く アジアの国 正にシルクロードへと出発する この旅です。

それぞれの国のシンボルの絵柄(建物や動物・花)を ピアジェが誇る 最高の技術者達の職人技で見せてくれます。
時計表面に見られる 細かいモザイク状に埋め込まれた模様だけでなく、リュ―ズを囲む側面にまで この模様が描かれている 驚きと見事さ!!

正に息を飲む 素晴らしさ!! 美しさ!!

 シンボルとして描かれた動物の中に観られる「馬」。
之は単に2014年が午年と言うだけではなく、「汗血馬」と呼ばれる特殊な馬。
暑さに強く その走りは大変な早さ。
其の昔 漢の軍隊がモンゴルの騎馬軍団に追いつけず 戦いに負けたのは、此の馬を持って居なかった為と言われて居ます。
 漢はやがて 大金を支払い 此の馬を手に入れ、戦いに勝利したとか。
此の馬は日照りの中で 血の汗をかきながら 凄い速さで走った為 此の名で呼ばれて居ます。
そんな歴史を知れば 一層興味をかき立てられる 今回の取材でした。

特に 私に取り最高の幸せは この取材メンバーと 過ごした楽しさ。
ピアジェ・コミュニケ―ション部の今井さん、家庭画報編集部の森内さん、
そしてカメラの森山君・通称モーリー、そして私の4人。

 年齢も 立場も 全く違う4人ですが、不思議な程に楽しく、幸せ。
笑いの絶えない時間を過ごしました。
と言っても、のんびり、只感激し、支えて頂いたのは私だけ。後の3人は其々に忙しく仕事をこなし、より良いページを創る事に懸命。


 出発当日は「折悪しく台風到来の為、香港に着けず 台湾に行く可能性もあります」とのアナウンス。
 けれど、私も含めて全員が「晴れ女と晴れ男」。大丈夫と信じて出発しました。

案の定、何の揺れも無く 無事香港到着!!
宿泊した香港島サイドの マンダリン オリエンタル ホテルのアーケードには 世界最大と言われるピアジェの店があります。
其処に並べられたのが初公開の この凄い時計達でした。

 それも、パリ経由でスイスから到着したばかりとの事。
その素晴らしさの一端を写真でご覧下さい。

そして同時に「家庭画報」1月号で更に詳しく 是非ご覧いただきたいとお願い致します。


2013年11月13日水曜日

国技館でMAX MARAのショー

 イタリーの 世界の 人気ブランドMAX  MARAが 国技館でショーを行った。
名付けて“MARVELOUS  MAX  MARA  IN  TOKYO

神様の宿る土俵の上に大きなステージを組み、土俵の周りをモデル達が歩く形でのショ―。
神様に敬意を表しながらも、段々状の席には千人を超える観客全てが 作品をしっかりと見えるしつらえの 広い会場。
上を仰げば土俵の屋根、其の上に 歴代横綱達の写真が 会場を見降ろして居る。
正に「これぞ 純日本!!」と言える素晴らしさと広さを持つこの会場!!
「日本の伝統的な競技・相撲の聖地・国技館に敬意を表して選んだ」とか。

所で 私に取り 当日お目に掛りたい人が有った。
それはMAX  MARA社のオーナーであり、現会長であるルイジ・マラモッティ―氏。

かつて ミラノから離れた地の MAX  MARA社に 幾度訪ねたことか・・ 

巨大な歴史的建造物の家(その部屋数、百何十室。モダンアート絵画や美術品で どの部屋も飾られているこの「御城の様な家」にも伺ったし、日常 生活されている御宅にも お食事に招いて頂いたもの。
後でPRの人に聴けば ご自宅にマスコミ人を招くのは私が初めてとか。
何年振りかでお目に掛りたい・・・と願った私だったが 超短期間・超多忙の彼に申し訳ないと思いつつも PRの篠田さんに 御無理なお願いをした私。

 当日国技館に入ると 何とルイジ氏が 入口に立って居られ、にこやかに来て下さったのは驚き!
一瞬に 長い年月は飛んでしまった。
「変わらずに何時もエレガント!!」と イタリア紳士らしい褒め言葉も添えて 懐かしげに話される彼。「貴女は本当の パイオニア!!」と。
昔と 全く変わらず 長身でハンサムな彼 ルイジ・マラモッティ―会長!!
 何とも嬉しい瞬間だった。

 今回の大イヴェントには 「日本上陸25周年」を記念し、同時に銀座3丁目の銀座MAX MARA店(450㎡)のリニューアル・オープン。
更にはこうした事に依り、「日本の方々に 本物のMAX MARAの魅力を体験して欲しい・・」との願いを込められたとか。

 MAX MARAが行う大イヴェントは 数年前の「コ―ト展」以来の事。
彼らの 日本への 強く大きな想いが感じられる。

作品は3部構成。
・春を感じさせる美しい色彩とシンプルなデザインで素材の素晴らしさを実感させながら、ストラヴィンスキーの「春の祭典」をモダンにイメージした作品。
・クラシックとアヴァンギャルドの出会い。新ミニマリストのエレガンスに注目し、モノクロルックでは全身を完璧にコーディネイト。
・イヴニングライン「エレガンテ」。此処には 白、黒 ゴールド等のイヴニングドレスや 新感覚のタキシードなど・・・

そしてフィナーレ。 総勢47名のモデルが着る 白のトップスにMAX MARAらしい 美しいカラ―のロングスカートが ズラリと並ぶ その見事さ!!!

大拍手で終わったショ―の後に 続くパフォーマンスでは 
「現代のビリー ホリデー」「ブルースとジャズの魂を持つ歌手」として知られる英国人パロマ・フェイスの強烈な歌。

夜更けの冷気が 心地良く 何時までも心に残る歓びを味わったこの夜だった。

2013年11月9日土曜日

映画「マイヤーリング」

 日本未公開のオ―ドリー ヘップバーン作品!

 正に“妖精”其のもの!!  若き日のオ―ドリー!!
劇中、演じるのは「17歳の男爵令嬢マリ―」。
お相手は当時の結婚相手、メル ファーラ―。
彼が演じるのは「19世紀後半のハンガリー帝国皇太子・ルドルフ」 これが また格好良いのです!

物語は 歴史に刻まれた実際に起きた事件。

この作品が製作されたのは 19572月。TV用のドラマでした。
 未だヴィデオが 存在しなかった時代だけに 全ては生で演技をし、放映されたとか。
何週かに亙って継続し、人気を集めた作品という伝説だけが残って居たもの。

いつしか 伝説化して居た作品が、何と 当時の“キネスコープ”で残されて居たのが発見された!!
 其のマスターを 最新のデジタル技術で復元。
正に大発見と言える この作品。アメリカ以外では 誰も観た人の居ないこの
作品、若き日のオ―ドリーとメル ファーラ―演じる ドラマです。


 物語は1881年のオーストリア=ハンガリー帝国で。
皇帝フランツ ヨーゼフ1世の元 国は繁栄していたが、父王の厳しさに反抗しながらも、望まない結婚をし、放蕩に明け暮れて居た皇太子・ルドルフ。

 「この世には清らかな女など居ない! 私に近づく誰もが求めるのは お金や地位、財産だけ・・・」と空しさを嘆いて居た彼が 在る日、偶然出会ったのが 清純な乙女・マリ―。

 この日以来 彼はマリ―を忘れられない。
そんな時 オペラ座で向かい側の桟敷に座るマリ―を発見し、男爵令嬢である事を知ります。
 一方、相手が誰か知らないでいたマリ―も、熱い愛の眼差しで見つめるルドルフに、そして彼が既婚の皇太子である事に 戸惑いながらも惹かれて行きます。

常に王の監視達に付きまとわれるルドルフですが マリ―へ想いは止められません。
教会の礼拝堂まで追いかけ、愛を告げるルドルフ。

 皇太子妃の主宰する舞踏会では 最初のダンスをマリ―に申し出る彼。
二人は監視の目を逃れながら、短時間でも 毎日会い続けます。
清純なマリーに もう引き返せない自分を知るルドルフ。

 さてこの二人の悲恋、その結果は?

歴史に残るこの事件を 素晴らしい妖精・オ―ドリーが演じる!!

絶対に見逃せないこの作品。観終わった私は何時までもこの二人の悲恋
とオードリー、メルの二人を 忘れられない想いです。

14日特別限定公開!!
TOHOシネマズ
www.mayeerling.jp