2011年5月31日火曜日

ピアジェの宝飾品に見とれて

世界に名だたる大宝飾店「ピアジェ」が 何ともユニークな楽しい作品を発表しました。

 最新作の一つは 愛称「カクテル リング」。
現在、多くの人々が好む「カクテル」を宝石で表現したのがこれ。
 「ライムライト」と呼ぶシリーズの一部として、世界的に 大流行を呼び起こしているカクテルを テーマとしてデザインしたリング。

 そのデザイン数は20種ほど。
「自分の大好きなカクテルを選ぶような気分で」楽しめましょう。

 と云っても そこは「世界のピアジェ」が作る宝飾品です。
ダイヤモンドやエメラルドにサファイヤ・・などを使用。
細工はピアジェならではの精緻を極めた技が使われています。
 しかも遊び心や 楽しさは最高!!こんな時です。少しでもハッピーな「ウキウキ気分」を 誰かと御一緒に味わってみては如何?

 先ずご紹介するのは
・「ブルー ハワイ」
 青い海はブルートパーズ。そこに咲く南国の白い花。真ん中にはイエローサファイア、そして121個のダイヤがあちこちに飾られたホワイトゴールドの台。
 手を 美しく見せる効果は抜群。

此のブルー トパーズの大きさは何と38CTです。
 こんなリングを飾り、青い海を眺めながら、ハワイ気分を満喫しつつカクテルを楽しむ・・・さぞかし 贅沢気分一杯に リラックスできるでしょう。   

 ちなみに、価格は ¥1,207,500。

・「トリオキス」
 何ともカラフルに フルーツ満載のカクテル、トリオキス。
赤い苺や 桜んぼ、黄色のレモンに緑のハーブ・・
ホワイトゴールド台に26個のダイヤ。白、黄色、紫、ピンクのサファイア、そしてルビー・・・

 注目を集め、遊び心を刺激するデザインですが この細工にも ピアジェならでは技術が取り込まれ 付ける人の心地よさ、使いやすさが考えられています。
 「普通のリングでは物足りない!」 そんな気分にぴったり。
愉しさで人目を集め、話題のタネを提供してくれる事 請け合いです。                     ちなみに価格は ¥3,675,000。 

・最後にご紹介するのは、ガラリと趣を変え、年月を超えて何時までも新鮮なペンダント。
同じ「ライムライト」シリーズの 愛称グラム・クロスです。

 エンゲージリングの売れ行きが 急激にアップしている今、「愛の絆」を求めるのは これから結婚する方だけではありません。
 「愛と絆」を表現し 感謝の気持ちを込めて飾りたいと願うのは 人間なら誰しも。
「愛」を現わす「ハートの形」はピアジェのシンボルですが、こんなクロス(十字架)も キリスト教徒ならずとも 心をとらえ「愛と絆、感謝」をしっかりと伝えてくれます。
しかも流行を超えたファッション。
 此のペンダントトップの十字は 表面だけでなく両サイドにもダイヤをはめ込み 厚みを付けたデザイン。

 実を言うと、私自身が この上なく惹かれて居るのです。
チェーンもトップの台も ホワイトゴールド。そこに40個のブリリアントカットのダイヤ3,34CTがはめ込まれています。
此の輝きとヴォリュームある立体感!!
いつ、どんな装いにも使え、しかも常にトレンディーなデザイン。           価格は¥1,344,000。

 この上なく 私の心を癒してくれる 素晴らしい宝飾品の数々。
皆さまも お楽しみ下さると幸せです。

駄馬で大河を渡るが如し

5月31日 今の日本の政治

 「駄馬で 激流の大河を渡るが如し」

 「駄馬で 激流の大河を渡る」難しさ、愚かしさ 「これが今の政治」と評するコメントや記事を TV・新聞など あちこちで目にします。
 加えて「大河を渡る途中で馬を変えるのは、愚かしい大危険」と加えている物も。

 現在 日本の政治状況とは 正に この二つの大危険に加え、馬乗り換え中に、乗り手の安全を全く無視し、支えるべき仲間達までが、敵と同調して 此の駄馬を散々に痛めつけている有様。
 乗り手は 仕方なく駄馬にしがみ付きながらも ひたすらアップ アップ。
此のまま行けば 溺れ死ぬのみ。

 指導力に欠ける首相。
他方では 独自の政策構想を発表する事も無く、ただ批判と叩く事、引き摺り下ろす事のみに終始する与党、野党の政治家達。

 「国民の為、国のこれからを・・」とお題目のみで、全く具体的な目標、構想も出さない与・野党の面々。

 これでは誰を信じ どの馬に乗り換えるべきか、全く見えないのが 今の国民の気持ちです。
 
 この激流に飲み込まれ、溺れ死ぬより道が無い・・国民をそんな暗い気持ちにさせているのが 現在日本の政治家達です。
 
 権力と金力を手にすると、「国民の為に」と志した初心を忘れ どの人間でも こんな酷さに 成り下がるのでしょうか。

 今や、私達国民は「これ程までに 愚かな人材を選んだ自分を ひたすら後悔するばかり」。

 此の 未曽有の大災害から 既に多くの時間が過ぎたと言うのに、只 己の権力と金に執着する政治家達の「嫌な顔」はもう見たくない!!
 この状態を変えて欲しい!!

此れが現在の 私達国民の真実の叫びなのです。

2011年5月25日水曜日

紫外線予防に

 「これからの季節、曇りの日でも 紫外線はとても強い」と聞いて 驚くのは 私だけではないでしょう。 しかも 早朝から強いとか。

 肌の老化、シミの原因となる紫外線。
「3年先、5年先の自分の肌は・・」と考える時、大人の女性は勿論の事、若い人にも 絶対に必要なのが「正しい対策」でしょう。

 殆どすべての化粧品会社が発売している 「日焼け止め化粧品」ですが、 私が信頼し、愛用するのは 「肌への高い薬効」で世界的に知られる「アヴェンヌ」製品です。フランスで昔から 高く評価され続けて来た「肌のトラブルを治す」として名高いのが「アヴェンヌ温泉水」。
 この温泉水を使用して作られるのが ピエール ファーブル社の様々な製品「アヴェンヌ」。 
日本では資生堂が扱っています。

 今の季節、私の絶対的な必要を 満たしてくれる品、大満足で使用している 3つを御紹介しましょう。


 ・先ずは 「1年を通して肌保湿に愛用するプレ化粧水・アヴェンヌ ウオーター」ですが、更にしっとり感を増す「ディープモイスト ローション D」は アンチエイジング効果を求める私にとっての「絶対もの」。肌が ふっくら しっとり。朝一番、何とも良い気分を与えて呉れます。
これからの梅雨の時期 此の「べたつかない しっとり感」は 何とも嬉しいものです。
 ・紫外線対策に「デイプロテクターUV spf25・pa++」 日中用クリーム。此れの凄さは 単なる「日焼け止め」「乾燥から肌を守る」だけでなく 化粧下地の役目までも果たしてくれます。
これからの季節には、何を置いても 欠かせません。
 アヴェンヌからは更に強い日焼け止め spf50 の製品も発売されています。念のため。

 ・傷やニキビの跡が染み付いてしまう、シミやそばかすが出来やすい・・そんな私の「強い味方」を発見しました。 「肌色クリアー美容液」の「クリアホワイトエッセンス」です。
洗顔後、化粧水の後に これを肌になじませます。
 気になる部分には重ね使い。 毎朝、毎晩のお手入れだけで 悩み解決とは驚き!

 節電の為 暑さを一層強く感じそうなこの夏。
せめてちょっとした心使いで 自分も 周りも 気持ち良く 過ごしたいものです。

2011年5月18日水曜日

NZ大使館義捐金バザー その2

 NZ製品の素晴らしさ!


 今回のバザーに協賛した多くの会社の製品を眺め、改めて感じたのは ニュージーランドと云う国が「自然を尊重」し、「その特質活用の独自性」と「結果の素晴らしさ」を 最大限に発揮している見事さ。 
今回並んだ製品だけでも しっかりと実感させられました。

食品、化粧品、サプリメント、ファッション・・・

・先ず食品では 今注目の「NZワインの美味しさ」。
其れも手ごろな価格で 最高の味わいです。

 此の国最大の都市・オークランドから ほんの小1時間も 車を走らせれば 次々と現れるワイナリー。多くは 試飲用スペースを備え 最高に美しい自然を楽しみながら 変化に富んだ美味を楽し む事が出来ます。バザーにもNZワインが出され好評でした。

・蜂蜜王国とも呼びたい此の国。花の種類の多さだけ 味の種類も多い。
中でも絶対的存在は「薬効の凄さ抜群」の「マヌカ・ハニー」。「ピロリ菌を殺す強い殺菌性」と「美味しさ」は世界的に知られて居ます。
 今回のバザーでもピービースが 20種もの蜂蜜を出品。母国でも入手困難と云われる「マヌカ ハニー」さえも さりげなく並べられていたのには驚きました。

・「青汁」 私が毎日4パックも飲んでいる「健康美人フォーラムの青汁」。
NZ産有機栽培の大麦若葉を主原料に コラーゲンも加えたこの「青汁」については、又別の機会に 詳しくご紹介しましょう。

・基礎化粧品でも大発見がありました。
何と言っても大きな驚きは「キャロルプリースト」。
 クリームや化粧水、パックなど普通のブランドと同じ品ぞろえですが、使用後の効果が直ぐに現れます。
 私の買った「インテンスフェイシャルセラム」。たった10ミリの小さな瓶。「3カ月で使いきって下さい」と厳重な但し書き。
これを 洗顔後 極く少量 肌になじませ広げるだけで 翌朝 肌状態がピンと張っているのです。
オイルにクリーム等他の製品を併用すれば 効果はさらに大きくなる・・
 アンチエイジング効果を求める私にとり、こんなに有難い品は有りません。今後、更に詳しく研究して見たいと思います。
 結果は このブログでも御報告しましょう。

 もう一つご紹介したいのは これからの季節に必要な日焼け止め・サンスクリーン。
 MMCのSuper Mineral Powder Sunscreen は粉状ファンデーションタイプ。日焼け止めであり、ファンデーション、化粧直しも可能と正に万能。ふたの裏には パフが付いて居ます。
此のユニークな発想も驚きです。

 此処にご紹介した他にも、素敵な品が溢れた今回のバザー。楽しみながら 東日本やクライストチャーチで被災された方々のお役に立てるとは!!
 素晴らしいこの企画に 心から ケネディー大使夫妻に感謝した今回でした。

2011年5月14日土曜日

ニュージーランド大使館で義捐金バザー

 NZ大使館義援金バザー  その1

 5月10日 「NZクライストチャーチ&東日本の為のミニバザー」が行われました。

 名称はミニでも 当日集まった人数は大変な多さ。
元首相や大臣がたの夫人から 大使館御近所の方達まで、広い大使館公邸が 狭く感じる程に大盛況。
 勿論、セキュリティーの為 前もっての申請が必要でしたが 凄い賑わいで 何とも楽しい 大成功のバザーでした。

 主宰されたのは 駐日ニュージーランド大使イアン・ケネディー氏と節子・ケネディー夫人。
お二人の優しさとバイタリティーが 此のバザーの大成功のカギとなったのでしょう。

 バザーに出店したのは NZとかかわりを持つ10余の会社。
服から化粧品、蜂蜜にコーヒー、更には青汁等ナド。

 しかもラッフル(くじ引き)の特等賞は 「ニュージーランド・エアラインで NZへの往復チケット」という豪華さ! 

その他 様々な品が揃いました。(詳細は「その2」で)

 ちなみに 私もドアプライズ(入場券での籤)でDIESELの大型ショルダーバッグが当たって大感激!!!

 参加された皆さまは 加えて大使館付きシェフの創るブッフェランチまで自由に頂けるとあって 誰もが大喜びです。

 此の大使館の庭は 中央に広い芝生部分を備え、その先には古い石灯篭や 苔の美しい岩等も備えた純日本庭園。
 静けさを漂わせる こんもり茂った木々の中に望まれる此の古い日本調の美しさを堪能しながら 美味を味わう皆さんの幸せそうな姿は、ひと時 震災の悲しみを忘れさせるもの。  

 「近くに住んでいても こうして中に入るのは 初めて・・」と興奮して語る方も居られました。

 集まった全ての人に気を配り、奮闘される節子夫人こそ この日の大成功の基だったと言えそう。
 穏やかで お優しく しかも格好良く 日本語も御上手な大使。そして日本人と云うお立場をフルに生かされる節子夫人。
 バザーと云う目的を超えて このご夫妻の素晴らしさ、NZ人の親しみ、そして外交官の大変さをじっくりと観察し 感心したこの日でした。

2011年5月7日土曜日

ロイヤル ウエディング  その3

  エリザベス女王

今回の御婚礼式の「もう一人の主役」と云えば 当然女王でしょう。 けれど御高齢とあれば、「若く 美しい・・」とは言えないだけに 注目度は低くなります。

鮮やかに目を引く黄金・黄色のコートドレスに 揃えた帽子。白の手袋にバッグ。
お若いころの美しさは消えても、依然として 御元気なお姿。

 所で、結婚式やパレード等を終えられた後、ウイリアム王子が隣にキャサリン妃を乗せ、オープンカーを運転し お召し替えに帰られる風景。日本では考えられない開けた王室の姿でした。

 想い出すのはエリザベス女王が ご自身の運転で 公道へと車を走らせたお姿です。

かなり以前の事ですが ウインザーでクイーンズ・カップのポロに招かれた時のこと。

たまたま私の席は 直ぐ右下にロイヤルボックスを見降ろせる場所でした。
ロイヤルボックスと云っても一軒の家。そのテラスが女王の座られる御席です。

試合も終わり、カップを授けられた女王。
その後、右手に人影が動くので見下ろすと、家の裏手に1台の車。

女王が出て来られ 何と運転席に乗りこまれるではありませんか。
助手席に 年配の侍従を一人乗せ、女王自ら運転し 先導車も無しに 其のまま公道へと出られたのです。
いくらウインザー城周辺が 田舎だと言え、これには驚きました。
 
 この光景を考えれば ウイリアム王子が ご自分で運転されたのは 極く当たり前の事。それが英国王室の 在り方なのでしょう。

 こんな場面を 目にし、幾つかの国々の王族の自由さを知ると、改めて 日本の皇室の窮屈さ、大変さ等、聊かガード過多では と思わないで居られない私でした。

2011年5月6日金曜日

ロイヤル ウエディング その2

 素晴らしかったキャサリン妃のドレス

 アレクサンダー マックイーンの クリエイティヴ デザイナー、サラ・バートンに キャサリン妃が依頼されたと言われる 今回のドレス。

 モダンでありながら 伝統的クラシックの味わいも。
ほっそりしたウエストから広がるスカートのトレーンは2,7メートルと 大げさでなく 美しいライン。
 上半身に使われた英国とフランスのレースがドレスとヴェールに華やかさを加え、何とも素晴らしい魅力を見せていました。

 私たちファッション・プロの目から見ても、キャサリン妃のセンスは文字通り スーパープロの素晴らしさ。
アパレル会社のアクセサリー部門で バイヤーとして働かれたキャリア以上の エレガンスと時代感覚を持って居られるようです。

 多くの人が指摘したように デザイン的に「グレース王妃のマリエ」との共通点も見られました。
レースの扱い、シルエット、ヴェール、更には大ぶりではないシンプルなブーケまで。

 其の素晴らしさは 迎えたウイリアム王子が想わず「とても美しい!!」と云われたのが頷けます。
 王子は 近衛歩兵連隊アイリッシュ・ガーズの赤い制服姿。
1メートル90を超える長身の彼と  1M70以上と モデルのように スラリとしたキャサリン妃。
正にお似合いの ビューティフル・カップルです。
 
 デザイナーのアレキサンダー・マックイーンと云えば、16歳からロンドンとイタリーで修行。その後 高名なセント・マーチン・アートスクールで学び 97年にはフランスのジヴァンシーのデザイナーとして抜擢され、独立後は世界注目の才能と云われたのに、 昨年2月 全く理由不明の自死。

 私は パリで、彼のジヴァンシー社「デヴュー コレクション」から観て来ましたが、忘れられないのはその時の事。
 最前列中央に頂いた私の席、お隣は二人、中年女性が並んで居ました。
ファッションとは 余りにも遠いイメージだったので 「アレックスのご家族ですか?」と尋ねたら正に正解。 母上とその隣がおばさんでした。

 アレックスの鋭い才能に サラ・バートンの女性らしさを加えた今回のドレスは本当にエレガントで綺麗でした。

 ドレスに合わせた 小ぶりなブーケ。使用されたのはスズラン、ヒヤシンス、マーデル、に緑のアイビー。同じスズランの花が ドレスの裾を持つ妹のピッパさんの髪飾りに、更には お父上と弟さんのジャケットの襟にも飾られていたのが 印象に残りました。

 決して高価さやブランドだけに拘ることなく 御自分の好みで 似合う服や小物を選ばれる感覚の確かさは キャサリン妃の賢さを現わしていると言えましょう。
 
 英国民始め 世界中を虜にした素晴らしいロイヤル ウエディングでした。







 

2011年5月2日月曜日

ロイヤル ウエディング  その1

 
 英国のウイリアム王子とキャサリン妃のロイヤル ウエディング。

華麗で 歴史絵巻そのままの美しさと 若いお二人がまき散らす明るい現代的ムード。
 世界中の20億余の人達が TVの前に釘付けになった此の魅力!!

私も、TVに見とれ乍ら 様々な想いを蘇らせていました。

 先ず考えたのは 当然ながら ダイアナ妃のこと。
王子にとり 「全てを超えた存在」「母上ダイアナ妃」への想いを考えた時、私まで胸が熱くなりました。
 
 妃の事故死後 其のなきがらの指から ブルーのサファイア指輪を王子自身が抜き取り、大切に保管していらしたのを、今回の婚約発表で キャサリンさんの指にはめられた事。 何とも大きな意味を感じました。

 又、式場に ダイアナ妃の葬儀を行ったウエストミンスター寺院を 選んだ事。
寺院からバッキンガム宮殿までのパレードに 嘗てダイアナ妃とチャールス皇太子ご結婚の時と同じ黄金のオープン馬車を使われた事・・

 彼の中で母上・ダイアナ妃が如何に大きな存在であるかを 改めて強く感じ ジーンと熱いものを感じた私。


今 私自身 想い起こすのは 様々なダイアナ妃に関する記憶です。 

 御結婚当初は それ程ファッショナブルとは言い難かった妃が めきめき洗練され 素晴らしいファッションセンスを発揮され始めたのが、1986年の来日前辺りからでした。

 ロンドン・コレクション取材の為、シーズン毎にロンドンに出かけて居た私は、周りの英国人ジャーナリスト達から 沢山の情報をもらったものです。
 スタイリストでは無く、ファッションジャーナリストが 様々な助言を1-2年続けた結果の素敵さだと 多くの人から知りました。

 事実、来日当時は 素晴らしくオシャレ。その魅力に 日本中が沸きたったものでした。

 私自身も NTVの朝の番組で 彼女のファッションについてのコメントを依頼され 連日出演したのが想い出されます。

 その後のロンドンで。 「ダイアナ妃ご出席の大ディナーパーティー」に招待された時の事でした。
 「妃が御見えになったら 特別にご紹介したいのでこちらへ・・」と主催者から言われ驚きました。
私の他、2-3人の女性だけ。
 やがて御見えになったダイアナ妃に 日本での御感想等伺い ついでに「御滞在中は 忙しい想いを致しました」と云う私に ニコニコ顔で「本当に御免なさい!」と云われ 恐縮したものです。

 その後も幾度かのパーティーで御一緒させて頂き、更には 当時 お住まいだったケンジントン・パレスにもお招きいただいたのは忘れられません。

 それは 2-30人程の 小じんまりしたパーティーでしたが、「御自宅へ」と云う驚きと歓びは大きい物でした。
 更に嬉しかったのは 玄関内側で 出迎えて下さる妃の傍に 未だ5歳位でしたか ウイリアム王子がちょこんと立って、手を差し伸べ お迎えの握手をして下さった事。

 パーティーの中で 妃に「王子は?」と伺うと 「“大変な仕事!!疲れたョ“とベッドに行きました」と。
王子の可愛らしいピンクシルクのシャツについて「私が良く頼むデザイナーの所に一緒に行った時、ついでに作ってもらったの」と 母親の顔を見せられた事も 微笑ましく 忘れられません。
 あの幼かった王子がこうして御結婚とは!! 
私にとっても、正に感無量。

 その後、離婚後にも一度来日され、東京の英国大使館でのパーティーによんで頂きました。
思いがけなく明るく御元気に はしゃいで居られた妃の魅力は 今でも 私の目に焼き付いています。


 歴史絵巻を愉しんだウイリアム王子のご結婚式を眺めながら 私も追憶に胸を熱くしたのでした。