2010年3月5日金曜日

ニュージーランドへの旅2

「娘家族の家」
今回のニュージーランド行きは娘一家が引っ越した家と、二人の子供達の生活ぶりを眺めるのが私の主目的。2月のオークランドは真夏。日中はタンクトップでも夕方からはカーディガンが必要という涼しさ。特に彼等の新居のあるオークランド西部は緑が多く 道路からは家が殆ど見えない。道路脇に点在する郵便受けポストでその奥に家の存在が分ると言う感じ。でも道路整備は完璧である。
広い庭(娘のところは2,500㎡)は鬱蒼と茂る大木とシダの林。沢山の鳥達が奇麗な声を聞かせてくれる。まるで居ながらにして森林浴とバードウオッチングをしているみたい。
彼等の家はかなりの広さで ゆったりとしたサロンを含めて8部屋。面白いのは何と10畳の「日本間」が2つ、それに凝った日本庭園まである。この家を建てたのが剣道上段者・日本大好きなNZ人の知人だったのは後で知った事とか。夕刻、部屋の広い窓からは深い緑の先に街の灯りがダイヤのように瞬き、湾内の海が広がって見える。此の家を建てた友人は余程の凝り性だったらしく各部屋にはセントラル・バキューム設備(掃除機を持ち歩かないで済むシステム)を始め様々な工夫を凝らしたキッチンやクローゼットも作られている。
彼の凝り性は日本間に障子(作った大工は“二度と作りたくない大変さ”と言ったとか)に床の間、竹を使った天井。
更には石燈籠に竹垣、菖蒲に八重桜そして金魚の泳ぐ池と和庭園への門等まである。
勿論他の部屋は全て洋式だがどの部屋もゆったり広々。大きなガラス戸と厚いガラス製の「テラスの囲い」の為か限りなく自然と溶け合い心地良さは絶大。
夫・嗣ちゃんと相談して決めたという家具は白中心。大きなソファーやテーブルが何やら私の好みそのままでくつろげる

彼等が 結婚以来10年近く住んできたのはミッションベイと呼ばれる高級住宅地だった。洒落たレストランやカフェ等立ち並ぶ海岸まで車で2分程。
人気の場所だけに庭を2つ3つと割って家を建てる人が増え「建て混んできた」というのが彼等一家の「引っ越し」理由。
それだけに新居での満足度は高く「此処に来てからはリゾート気分でどこにも行きたくなくなった」と言っている。

それにしても青山で育ちスイスやアメリカの学校を出た後ファッション・コラムニストとして世界中を飛び回っていた娘が ルイ ヴィトンの仕事でニュージーランドに出掛け此の国に惚れ込み、結婚相手と出会い、今は二人の男の子の母親として和室のある家に住むとは・・改めて縁の不思議さを痛感する私である。