2010年1月23日土曜日

Into the Wild

Into the Wild
「イントゥー・ザワイルド」フィリップ マリ二グ写真展
(1月31日迄 シャネル・ネクサスホールにて開催)
©Philippe Marinig

銀座3丁目のシャネル店上階に在るネクサス・ホールでは常に文化的な催しを行っているが、2010年最初として開催されているのがこの写真展。

これまで数多くの「野生の動物写真や映像を見慣れて来た私」。けれどこれは全く別物、ただの動物写真ではない。
まるで別の世界の真新しいショックと感動!!
たちまち引き込まれ、次の写真へと移動することさえ出来ない状態を経験させられた。
「アフリカの熱帯草原地帯に住む野生の動物たち」
ライオンや豹、キリンにカバ・・・彼らは時に美しくエレガント、又時には驚くばかりに 野生の獰猛さをむき出し、怖ろしさやスリルを感じさせる。正に胸ふるえる想い!!!
こんな感動を生み出した一つの答えは 「全ての写真が望遠レンズを使用する事なく 動物のすぐ近くで撮っている」せいかもしれない。
写真家・フィリップ マリ二グ氏は南ア・ケープタウンにラボを構える 南仏プロヴァンス生まれのフランス人。
今回はシャネル社の依頼で全てを撮りおろし、更には会場のレイアウトから照明、音響に至るまで自身でてがけているという。

ともかく、「並みの写真展」とは大きく異なるこの感動と驚き、歓びを一人でも多くの方たちに見て、感じて頂きたいものである。