2010年5月15日土曜日

政治ド素人の 参院選候補

 今や政界は 国の安全を揺るがす大問題をよそに 参院選候補の公認発表を各党が行っている。
その中に多くの運動選手や歌手などが注目を集めているのはご存じの通り。
中でも「ニコニコ顔の小沢サン」と並んで立候補を語る「ヤワラちゃん谷亮子さん」が目を引いた。
ママ選手ヤワラちゃんの立候補。われわれ国民の多くが感じたのは 彼女を説得した小沢サンへの反発感。
「日本国民を馬鹿にするのもいい加減に!!」という怒りである。
 「有名なら誰でもよい。必ず当選する」と考える小沢サン。
政治とは 全く無関係に何十年も過ごし、又オリンピックにも出るつもりでいる彼女。  そんな「ド素人の掛けもち」で務まるのが議員だろうか?

 「一人の議員に使われる国費(我々が払った税金)は一体いくらか」を知れば 誰もが「馬鹿にするな!!」感が更に強くなる筈。
・月に130万1千円の歳費(月給)に加え 約100万円の文書通信交通滞在費、更に歳費手当(ボーナス)。
総計すると年額約3400万円を超す。更に公設秘書の手当、運転手つきの車に事務経費等など・・・
 当選すれば議員頭数分の政党助成金(金額については1月23日アップしたこのブログで確かめて頂きたいが凄い金額である)が党に入る。勿論これとて我々が払った税金。

 ド素人政治家にこんな莫大な税金を使う等 トンデモナイ話。国のこれからをそんな人に任すほど日本国民を愚かだと見くびっているに違いない!!

 一方では保育園の待機児童が激増し、親たちは二人目の子供どころか、一人の子供さえ生むのを躊躇する現在の日本。
「少子化」「高齢化」と口では唱えつつ、しっかりした対策も立てず「ばらまき子供手当」を無責任に決めるだけ。
  無能な政治家は もう要らない!!

「鳩山サンのひどさ」に呆れる一方で 権力と金の独り占めに熱中する小沢サンが牛耳る「金主主義の民主党」。
彼の箪笥に眠る何億円(この大半は以前得た政党助成金や公共事業費の見返り礼金らしい)を「素人政治家育成費に当てる」と言うならまだしも・・
国の政治も安全も全く知らず、もし当選すれば小沢サンの言うなり子分になるだけの こうした候補者たち。

 国民としては この絶望感を どうすれば良いのか。
子供たちの顔を眺める度に 日本の10年先、20年先を想い 暗澹とした気持になるのは 私だけでは無いだろう。