2012年12月18日火曜日

ルイ ヴィトンの新作



2013年春夏パリ・コレクションでは 様々な話題が注目を浴びましたが、私にとっての面白さと 興味深さはやはり
LVが最高」。

・ダミエ模様
面白さという面では 会場に作られた4基のエスカレーターからペア・デザインの服を着たモデルが降りてくる演出。
カラ―こそ違え、全ては市松柄・ダミエ(碁盤)模様。
 服のシルエットも直線的なラインが多く、60年代的なシャープさを醸し出して居ます。
 かつて、アンドレ・クレ―ジュが話題を集めたラインを
思い切り進化させた現代版が 変化一杯で 展開される新しさ、面白さの魅力!!
 
写真は東京における展示会で。
ダミエ模様のドレスに合わせ、出された御菓子まで幾何学的に四角いダミエ模様でした。

 春夏に向けたアクササリーも「愛」のこもったチャーミングな品 色彩に溢れています。

Lockit  ロックイット
 南京錠(パドロック)を橋の手すりに掛けたまま 鍵を川に投げ入れ「愛する二人が永遠の愛を誓う」。

 今や世界中で大流行の「愛を誓うパドロック」をテーマに作られたアクセサリーの様々が見られる新作。

 最初のパドロックが創られたのは1980年代の初頭のハンガリー。 モスクと聖堂をつなぐ鉄のフェンスに恋人達がカギをかけたとか。
 ドイツのケルンでは更に古くからこの伝統が有り、掛けたカギをライン川に捨て、永遠の愛を誓ったと言われます。
 イタリアでは2007年 作家のフェデリコ モッキアがその著書にローマのミルヴィアン橋とフィレンツエのヴェッキオ橋から投げたカギの事を書いたのが最初とか。
 こうした行為はかなり昔から行われていたものが、最近 世界的なブームになり、フランスをはじめヨーロッパ各地からアジアへと広がっている様です。
 それを象徴するジュエリーがLV新作ジュエリーとして
1月に発売されます。
種類も様々 愛する二人には ぜひ お進めのデザイン。
2013年のヴァレンタインを待たずに売り切れるかも・・・

 ・カラフルな春を感じるアクセサリー達。
バッグに靴に、スカーフやポーチ類等・・・春を満喫する
優しく華やかさの小物達が勢ぞろいしている2013年春夏。
此の12月初めより、銀座・ドーヴァーストリート マーケットで行われたFoulards D’Artistes Phto Exhibition でも見られた カラフルなヴィトン・モチーフが そのまま
スカーフとして使用された数々を始め、 バッグに靴に ポーチなど等、明るく楽しい春を呼んでいるコレクション。
ともかくカラフル!! カラーの豊かさが 大きな幸せを呼んでいます。

不況も政治不安も すべてカラーの明るさで吹き飛ばし、皆で復興したい気持ちになるのが 今回の品々でしょう。