2011年12月4日日曜日

大阪のダブル選と これから・・・

大阪に出かけたのは 市長・知事のダブル選の翌日。

 新幹線を降りて、乗ったタクシーの運転手さん。
私が大阪人でないと知るや かなり興奮気味に 「いやー 昨日は 大阪中が選挙一色でしたよ!!」と嬉しそう。

 私とて 週刊誌その他が散々取り上げて来た 橋下さんの出自その他を知らない訳ではないが、例え何であれ 彼の掲げる目標と実績、行動力とそのエネルギーには 喝采を送って来た一人。
応援気分を持っていたといえ、驚いたのは、その得票数の大きさと 投票率の高さでした。
 
 これこそ 全ての日本人が 痛感している 「現在の政治家達への不信感」と「日本の将来への不安感」の現れ。
例え、独裁者と云われても 彼が 自ら描く目標を実現させてきた手腕への期待感が 如何に大きい物か 痛い程まで理解できます。

 全く頼りにならない 民主党や自民党など。
例え衆院総選挙を迎えても、実行出来ない「ばらまきマニフェスト」で終わる民主党、上げ足を取る事しか出来ない自民党。
「投票したい人が全く見つからない!!」と 失望感しか持てない私達でした。

 かつての自民党時代に 二大政党制なら・・と選んだ民主党が とんでもない「愚か者と 悪賢い輩の集団」と分かった今。
「一体 誰を選ぶべきか」・・。
 その答えが 橋下さんを生んだのです。
この流れは必ず東京にも 起こる筈。

 此れからの彼。 「政治は数」と唱える彼に、すり寄るあまたの人々を しっかりと選別して欲しいものです。

 中でも 「地元の公共事業発注に“天の声”を発する政治家」「幾つもの党を創っては壊し、政党助成金を独り占めし、子分を集める」等 暴力団以上の暴挙を平然と行って来た人物には目を呉れないよう願いたいものです。

 大きく変わって行くべき「日本の政治」。
タレント上がりや、2世3世政治家に目を奪われることなく、しっかりと国民の為に働く人材を 見極め、選ぶ事こそ国民の成すべき道。

 私達が しっかりせねば、「ずる賢い、自己利益に走る とんでもない政治家」を生みだす事になるのを 改めて強く反省・確認したいものです。

 橋下市長の誕生を機に 選挙民としての責任を痛感した私でした。