2011年11月11日金曜日

「ファッションで パワーを!!!」

あの日から 早8ヶ月余り。

 パワーを得て 元気で活動される方が居られる一方では 大変さや苦しさに じっと耐え続けて居られる方も多い事を想う時、誰もが「もっともっと 何かせねば!」と感じます。

 ファッションの世界でも 色々な企画が催されました。

・“STEP with FASHION” もその一つ。

 主催:読売新聞社
 共催;一般社団法人 日本ファッションウイーク推進機構
 後援:経済産業省/財団法人 日本ファッション協会
    社団法人 日本ファッション・エディターズ・クラブ
 特別協賛:(株)オンワードホールディングス
 協賛:三井不動産(株)
 会場協力:東京ミッドタウン
 ヘア&メーク協力:資生堂ビューティークリエーション研究センター
 制作:SUNデザイン研究所

 ここに集結されたのは、あの「オンワード社」が持つ 世界のトップブランドの服と 其々からのメッセージを添えた ファッションショー。
 入場料の全額は「読売 光と愛の事業団」を通して 被災地の方々の 復興支援に 送られました。

 其の顔ぶれたるや、ダナ・キャラン ジャンポール・ゴルティエ ジル・サンダー  ミッソーニ  ジョセフ  ソニア・リキエル。

 正にパリやミラノの 「最新の魅力を結集した」 ショーでした。  



・ジル・サンダー イン 東京


 六本木の国立新美術館で行われたのは 
 2012春夏 ジル・サンダー コレクション&レセプション

 美術館の広い空間を縫うように作られた曲線ランウェイ。
そこを歩くのは 発表したばかりの
コレクション。それもメンズ・レディスの両方。

 ジル・サンダーのクリエイティヴ・ディレクターに 2005年・就任したラフ・シモンズは 「今の女性の好みに合う様に 進化させてきた」と云います。
ジル自身の持つピュアーな知性や 厳格さに加え、ユーモアや自由さを加えた作品。
 白い綿の持つ 清潔感と 黒で描いたニットの模様が印象的。

 久しぶりに 「これぞ本物!」と 惹き込まれ、楽しんだショー。

 ちなみに間もなく封切られる映画「ミラノ、愛」では 主演女優・ティルダ・スウィントンの着る衣装を ラフ・シモンズがデザインし2011年アカデミー賞の 衣装デザイン賞にも ノミネイトされています。