現在4代目会長であるイヴ・ピアジェ氏は バラに関する造詣が深く、毎年スイス・ジュネーヴで開催されて来た国際的「新種のバラ品評会」の会長を1976年以来 務めてこられました。
そして82年 最高の金賞を獲得した素晴らしいバラに 彼の名がつけられたのです。
これが「イヴ・ピアジェ・ローズ」の誕生でした。
あたかも芍薬の様に大輪、80枚ほどの フリル状花弁は深みのあるピンク、加えて 何とも豊かで 官能的な香りを放つこのバラ。
この夜の為に集められたのは 見事に開花した6千本のイヴ・ピアジェ・ローズ。
官能的な香りに包まれた会場に輝くのは ピアジェの「バラをモチーフにした」様々な宝飾品や時計達。
更に この日披露されたのが、フラワー アーティスト東 信(あずままこと)氏に依る巨大な バラのオブジェ。
それも 思いもかけない サプライズの趣向で発表。
正に息を呑む一瞬!!
ピアジェローズは其の夜集まった人々に 美味としても供されました。
バラの花びらを囲む 芳香な甘さの透明ジェリー。更にはバラの葉さえも そのまま活かされ おつまみに。
美と若さを呉れるこの「食べるバラ」。手がけるのは ガーデンデザイナー兼レストランを持つ倉島素直氏夫妻。
彼の 六本木にあるレストラン“Beccacciaベッカッチャ”では 「バラのコース」を供しているとのこと。
バラのスープに始まり 古代ローマで食されたというバラの料理等、
コースでバラを味わうとか。
Beccaccia www.beccaccia.jp
文字通り、五感の全てで ピアジェローズを楽しみ 堪能した この一夜でした。