気の早いファッション界。桜が咲く今、既に「夏の終わりから秋に向けた作品」の発表です。
「何処か マニッシュで ミリタリー的な味を漂わせながらも 着回しの効くアイテム」が沢山発表されました。
シックでフェミニン。伝統のルイ・ヴィトンらしさを 更にチャーミングに感じるのは なにやら「生意気」な雰囲気がプラスされたせいでしょうか。
メンズライクな要素が 様々に使われています。
ファスナーやスタッズ、軍服を想わせるポケットにベレー帽、そして男物的なチェック等など。
何時もの事ながら、素材の素晴らしさや 其の面白さには目を見張ります。
今回 最も注目されるのは 毛皮使いのユニークさ。毛足の長いフォックスで出来た大きなポケットを スカートの両サイドに付け、コクーンシルエットの愛らしさを作ったり、オーヴァーシューズとして、同じ毛皮を靴の上にあしらったり・・・。
秋を感じるカラーパレットには 黒、グレー、濃淡ベージュに加えて目を引くのが 綺麗なピンクや、グリーン等。
ミンクの襟やカフスはごく誰にでも どんな服にも合う便利なものですが、更にレザーから 輝くクリスタルで作られたカラー等。これを使えば シンプルなニットが 「アッと言う間に ラグジュアリーな おしゃれムードに大変身!」
もうひとつ加えたいのは靴。 相変わらず 超高いヒールは沢山見られますが、その中に「おしゃれで実用ピッタリ」な低いヒールがプラスされた事。
爪先に付いた「輝くメタルトウ」の実用パンプスの誕生は「働く女性」に欠かせないもの。
きっと 大きく支持されることでしょう。しかもトウの形がポインテッド(シャープにとがった爪先)の為、ファッション性が より強調され 何とも おしゃれっぽい「大人感覚」です。
又、春夏コレクションで人気を集めた 昼夜兼用可能なポシェットも お洒落好きには 注目の的。
こんな喜び満載なのが プレフォール用 ルイ・ヴィトンのコレクションです。
魅力の全てを ここで お伝えするのはとても無理。
御自分の目で見、触れて、着て 楽しみ、納得してほしいものです。