2010年3月7日日曜日

ニュージーランドへの旅 4

「駄菓子とマイケル ジャクソン」
この二つ、決してクイズのヒントでは無い。
今回の旅のお土産で子供たちが最も喜んだもの それがこの2つ。

1月末に帰国していた娘の彩。必要なもの、欲しがるものは殆ど其の時持ち帰った筈。
「さて、何が子供用に良いのか」困った私への答えが「駄菓子」。
「ええっ?駄菓子?」
一体どこで売っているのやら・・・とりあえず近くのス-パーを覗くと 何と大きな1列びっしりの「駄菓子コーナー」。ごく安いものから2-300円まで多種多様。
思わず興奮した私は籠に2個づつ次々と放り込んだ。
子供たちを前に幾つかのお土産を並べた最後に取り出した駄菓子を見た時 子供達の表情が大きく変わった! もう大変な興奮状態。
「全部2個づつあるから二人で分けるのよ」と言うなり彼等は慎重に分け始めたがその顔には喜びが弾けるほど溢れている。
「毎日2個づつだけ食べてもいいわ」とルールも決まった。其れからの毎日 家に帰ると其々の袋を取り出し全部を並べ 其の日のお菓子を決めるのが「一大作業」。
こんなに喜んでくれるなんて!!!

もう一つがマイケル ジャクソンのDVD。
これは荷造りの最後に「ひょっとして好きかな?」と鞄に入れた私用に買ったDVD。
「音楽大好きな彩が観るかな」と何気なく加えた品だった。「This is it 観る?」と出した途端、大きな歓声が上がった。
その翌日。「あっ君は今朝5時に起きてマイケルのDVDを観てたのよ」と彩。
帰国前日には家じゅうで観た。子供達はマイケルの振りを真似しながら「僕、これで4回か5回も観たョ」。
子供達・娘世代と私。3世代をこれ程までも楽しませてくれるマイケル ジャクソンの素晴らしさ!!
改めてその死を惜しみ、せめて1回だけでも公演が実現できていたならと・・今更ながら悔やまれる。同時にこの家の庭に広がる高い木々とシダの熱帯雨林を眺めながら、終盤に現れる「自然保護」を訴えるマイケルの姿が何とも強く心に響いた。

ちなみに、NZでは一定以上の高さの木を勝手に伐採する事は法律で禁じているとの事。
この国が定める数々の法律の正しさを確認する想いだった。