劇中、演じるのは「17歳の男爵令嬢マリ―」。
お相手は当時の結婚相手、メル ファーラ―。
彼が演じるのは「19世紀後半のハンガリー帝国皇太子・ルドルフ」 これが また格好良いのです!
物語は 歴史に刻まれた実際に起きた事件。
この作品が製作されたのは 1957年2月。TV用のドラマでした。
未だヴィデオが 存在しなかった時代だけに 全ては生で演技をし、放映されたとか。
何週かに亙って継続し、人気を集めた作品という伝説だけが残って居たもの。
いつしか 伝説化して居た作品が、何と 当時の“キネスコープ”で残されて居たのが発見された!!
其のマスターを 最新のデジタル技術で復元。
正に大発見と言える この作品。アメリカ以外では 誰も観た人の居ないこの
作品、若き日のオ―ドリーとメル ファーラ―演じる ドラマです。
皇帝フランツ ヨーゼフ1世の元 国は繁栄していたが、父王の厳しさに反抗しながらも、望まない結婚をし、放蕩に明け暮れて居た皇太子・ルドルフ。
「この世には清らかな女など居ない! 私に近づく誰もが求めるのは お金や地位、財産だけ・・・」と空しさを嘆いて居た彼が 在る日、偶然出会ったのが 清純な乙女・マリ―。
この日以来 彼はマリ―を忘れられない。
そんな時 オペラ座で向かい側の桟敷に座るマリ―を発見し、男爵令嬢である事を知ります。
一方、相手が誰か知らないでいたマリ―も、熱い愛の眼差しで見つめるルドルフに、そして彼が既婚の皇太子である事に 戸惑いながらも惹かれて行きます。
教会の礼拝堂まで追いかけ、愛を告げるルドルフ。
皇太子妃の主宰する舞踏会では 最初のダンスをマリ―に申し出る彼。
二人は監視の目を逃れながら、短時間でも 毎日会い続けます。
清純なマリーに もう引き返せない自分を知るルドルフ。
さてこの二人の悲恋、その結果は?
歴史に残るこの事件を 素晴らしい妖精・オ―ドリーが演じる!!
絶対に見逃せないこの作品。観終わった私は何時までもこの二人の悲恋
とオードリー、メルの二人を 忘れられない想いです。
1月4日特別限定公開!!
TOHOシネマズ
www.mayeerling.jp