世界に あまたある「婦人雑誌」の中でも、これだけ長期間に亙り、常に高い評価と 人気を保ち続けている雑誌は極く稀です。
創刊は1905年、明治38年との事ですから 其の凄さたるや 並みのものではありません。 しかも、初代編集長は 国木田独歩。あの「武蔵野」等で知られる文学者。
正に この100年余の「日本女性憧れの象徴」であり、その「歩みを牽引して来た」のが 「婦人画報」だったと言えましょう。
今回の11月号では 「婦人画報を飾った トップランナーからの伝言」と名付けたページが組まれています。
1968年から婦人画報に「朱鷺の墓」を 9年の長期に亙り連載され 「婦人誌小説をリードされた 国民的作家・五木寛之氏」を始め、 度々表紙を飾られた 岩下志麻さん等、ゆかり深い人々が紹介されています。
その中の一人として 私も入れて下さったのは 何とも嬉しく光栄な事。
想えば この婦人画報とのお付き合いが無かったなら、ファッション・ジャーナリストの道を選び 今日までの長い年月こうして歩んできた私は 存在しなかったでしょう。
大学入学直後の5月、街で声を掛けられ、訪れたのが「婦人画報」編集部でした。
ジャーナリストを目指していた私にとり、雑誌の編集部は興味深い存在。
創刊は1905年、明治38年との事ですから 其の凄さたるや 並みのものではありません。 しかも、初代編集長は 国木田独歩。あの「武蔵野」等で知られる文学者。
正に この100年余の「日本女性憧れの象徴」であり、その「歩みを牽引して来た」のが 「婦人画報」だったと言えましょう。
今回の11月号では 「婦人画報を飾った トップランナーからの伝言」と名付けたページが組まれています。
1968年から婦人画報に「朱鷺の墓」を 9年の長期に亙り連載され 「婦人誌小説をリードされた 国民的作家・五木寛之氏」を始め、 度々表紙を飾られた 岩下志麻さん等、ゆかり深い人々が紹介されています。
その中の一人として 私も入れて下さったのは 何とも嬉しく光栄な事。
想えば この婦人画報とのお付き合いが無かったなら、ファッション・ジャーナリストの道を選び 今日までの長い年月こうして歩んできた私は 存在しなかったでしょう。
大学入学直後の5月、街で声を掛けられ、訪れたのが「婦人画報」編集部でした。
ジャーナリストを目指していた私にとり、雑誌の編集部は興味深い存在。
「写真を撮りたい」との御依頼以上の興味で 伺った婦人画報社だったのです。
その後、アルバイト・モデルとして度々 婦人画報社のスタジオに通いました。
当時既に 沢山存在した婦人誌の中でも、此の本は 抜群に特別な存在。
多くの写真家、デザイナー その他の人々が 「最も望んだ発表の場」が「婦人画報」だった為、ここで 多くの方々との出会いがありました。
「僕の本にも来てくれないかな・・」と云われた中原淳一氏。
「撮らせて・・」と云われた写真家・秋山庄太郎氏等・・。
婦人画報を観た他誌からの依頼も急激に増えて 私のアルバイトは 思いがけなく広がり、同時に「ファッションへの関心」も深くなって行ったのでした。
モデルのアルバイトは 卒業と同時に廃業。
現在まで続くジャーナリストへと転身し、以来 「婦人画報」には 長年に亙り 様々なテーマで連載や 単発の仕事も させて頂きました。
今年・2011年は 日本の国にとっても、又、私自身にとっても「激動の年」でした。
今、こうして取り上げて頂いた事に、私自身 新しい光の道を感じる想いです。
その後、アルバイト・モデルとして度々 婦人画報社のスタジオに通いました。
当時既に 沢山存在した婦人誌の中でも、此の本は 抜群に特別な存在。
多くの写真家、デザイナー その他の人々が 「最も望んだ発表の場」が「婦人画報」だった為、ここで 多くの方々との出会いがありました。
「僕の本にも来てくれないかな・・」と云われた中原淳一氏。
「撮らせて・・」と云われた写真家・秋山庄太郎氏等・・。
婦人画報を観た他誌からの依頼も急激に増えて 私のアルバイトは 思いがけなく広がり、同時に「ファッションへの関心」も深くなって行ったのでした。
モデルのアルバイトは 卒業と同時に廃業。
現在まで続くジャーナリストへと転身し、以来 「婦人画報」には 長年に亙り 様々なテーマで連載や 単発の仕事も させて頂きました。
今年・2011年は 日本の国にとっても、又、私自身にとっても「激動の年」でした。
今、こうして取り上げて頂いた事に、私自身 新しい光の道を感じる想いです。
そして、心からの感謝と共に 同じページに紹介された 主人「宮内裕が私をモデルに描いた婦人画報の表紙油絵」(当時 彼の描いた表紙画は5-6枚に上ります)、モデルとしての 若い日の自分を 改めて 感慨深く眺めている私です。
私個人の事はさて置き、素敵なバッグの付録付き、 内容が面白く、素晴らしい充実感を堪能できる「婦人画報11月号」。
特別記念号の御購読を ぜひとも お勧めしたいと思います。