2012年2月13日月曜日

カルティエの 素晴らしいパーティー


立派な封筒に入ったカ
ルティエ・レッドカラーのカード 金文字でSAVE  the  DATE と書かれ 送られてきたのは、その日取りの かなり前の事。
Theatre  de  Paris  Cartier  GALA  Dinner そして日時、その文字の下に小さく Dress code : Black tie と。

 詳細不明のまま、其の日近く 電話で告げられたのは
「場所はシークレット、車の送迎の時間」だけ。
そして立派な大型招待状到着。勿論これも 色はカルティエ・レッドです。

 さて、当夜。 ハイヤーの運転手さんは「目的地はお話しできません・・」。でも周りを眺めながら、勝手にあれこれと想像するのは 楽しいスリル。回り道して、そのまま屋内パーキングで下車。
会場に入ると 既に沢山の人。知った顔も多い。
生演奏のバンドで シャンパンのひと時。
やがて メイン会場へと案内されました。

片側にステージ、広いフロアーには 12人掛けの長いテーブルが ズラリと。
 驚いたのは そのテーブル・セッティングの素晴らしい美しさ、見事さ!!

テーブル中央に横長の鏡、その上に高低3個の花瓶。カルティエ・レッドと更に深い赤のバラが大きく飾られ 鏡の上にもバラの花びら。 そこに揺らぐのは金銀キャンドルの炎。      全てのテーブルが 同じセッティングです。
余りの美しさ、優雅さに 只 見とれるばかり!!

 気付けば 私のテーブル中央には カルティエ社のCEO 
クリストフ マソーニ氏が。

 やがてステージ上で 彼のご挨拶に続き、世界に先駆けたカル
ティエの 特別映画の上映。
 カルティエのシンボル・パンテールの動きを主役にした  映像、思いがけない背景を疾走するその美しさに見とれます。

 やがてディナーの始まり。テーブルに置かれたメニューには 金文字でキャビアとウオッカに始まる 当日のお料理、シャンパン、ワイン赤白が 記されています。

 次々続く料理の美味に 思わず「美味しい!!」を連発。
その間も 生演奏の音楽は更に ムードを高め、お喋りもはずみます。

 後で聞けば このお料理はパークハイアットのシェフが手掛け、最後のデザートは、「メゾン ド ショコラ」の クリエイティヴ・ディレクターが わざわざこの為に 来日したとの事。 正にパリの粋を集めたディナー。

  この夜の楽しさは 続くアトラクションでも 更に盛り上がりました。
「シルク ド ソレイユ」の女性パフォーマーによる 天井から下がった布を体に絡めて 空中で様々に踊るショー。
男性ジャグラー達が加わったり、女性数人が ユーモラスでコケティッシュな歌と踊りを見せる等など。

最高の驚きは、パリオペラ座バレー団のあのマチュー オとドロテ ジルベールが「ジゼル」の一幕を踊った事。
 先回の来日公演を観に行き その美しさに圧倒された二人を こんな近くで 楽しめるなんて 正に大感激!!
彼等は公演を終えて 直ぐに駆け付けて呉れたとか。

 今回の催しは 「昨年お世話になった皆様にメゾン・カルティエ創立の源である 美しいパリの夜の片鱗を 心行くまで楽しんでもらうのが目的」と聞かされ 何も出来ない私だけに 只 感謝と感激を胸に 大きな幸せ感一杯で帰宅したこの夜でした。