2011年3月18日金曜日

「災害復興資金」問題

 
 東日本大震災で被災された 皆さまに 心からのお見舞いを申し上げます。
 そして1日でも早く元の生活に戻られる事を 切に切に 願って居ります。


 所で現在 政界で取り沙汰されているのはこの災害からの「復興費の財源問題」。
政府・民主党は子供手当(2,2兆円)、高速道路無料化(1千億円)、高校授業無料化(1千億円)、農業戸別所得補償制度(6千億円)等を当て、その不足分を「復興国債」で補う案が検討されているとの報道。

 阪神大震災の時でさえ、「3度の補正予算で計3兆3800億円が計上された」と
サンケイ新聞は報じて居ます。
 更に自民党の谷垣総裁は「時限増税を提案した」が管首相は「日本経済を更に悪化させかねないと否定的・・」と。

 この痛ましい災害を知り 「復興の為に」と多くの人々、日本だけでなく 沢山の外国人でさえ「日本への義捐金」を集めている今。
 「何とも物足りない」と感じるのは政治家達の動きです。
特に国会議員その他の政治家達。

 「自分達が受け取るものから これだけでも使って欲しい」と云う声が 今のところ 私には聞こえて来ません。

 ちなみに国会議員が受け取る歳費、文書交通費、運転手つきの車代、事務経費等 合計すると 年に4千万円弱にのぼるとか。
 加えて「政党助成金」なるものが 税金から支払われています。(共産党のみ助成金を取って居ない。他党の受取総額は年間300億円とか)

 こうした政治家達から「辞退する」「返金する」「少額でも復興費に充てて欲しい」との声が 全く聞こえて来ないのは 一体なぜでしょうか。
彼らにとり「余りにも少額」としか 感じないのか、不思議です。

 まして 災害地を地元とする小沢サン。彼のタンス預金から「この際 ぜひ役立てて」と 何100億か 差し出したなら、疑惑を超えて大きな支持も集まると言うのに。

 「何よりも被災された方々のお役に立ちたい と義捐金を差し出す私達を馬鹿にしているのではないか」と感じる私が おかしいのでしょうか。